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2012/03/16 (Fri) 低線量被曝と汚染瓦礫

現在、政府とマスコミのプロパガンダ報道によって日本全国に汚染瓦礫が拡散されようとしています。

国の安全基準は本当に信用できるのか?
『基準値内だから安全』と言う言葉とそれに対する思い込みが、本当に正しいことなのかを私たちはしっかり検証する必要があります。

チェルノブイリで起こったことや1940年代から1960年代に行われた大量の核実験によって、世界中でどんなことが起こったのか?

調べると私たちが知らないだけで、低線量被曝による被害は実際には驚くほど深刻です。

核実験が行われたネバタ州と実験場の風下の地域では、癌患者が増え先天性異常を持った子供が産まれる率が増えています。
しかし、この現実を核実験による被害と認めてしまうとアメリカ政府は膨大な賠償金を払わなくてはならなくなるため、現時点では高温高線量による核爆発の一次被爆に関しては認めていますが、残留核物質によって起こる低線量の二次被曝については認めていません。

今回の福島原発事故で拡散した大量の放射能汚染に関して、日本政府が低線量被曝の危険性を意識的に安全であるかのように振れ回る理由は、上記に紹介したアメリカのスタンスを継承しているためです。

福島事故のレベルで健康被害が出た場合、それを国が核汚染のためだと認めると世界中の核保有国でさまざまな補償問題が発生してしまうのです。

この問題は、核実験当時だけでなく湾岸戦争の劣化ウランによる内部被曝の問題にもつながってしまうために、低線量被曝の問題は、IAEA等核関連組織にとっても認めがたい事なのです。



しかし現実は……そんな安全プロパガンダ報道とはまったく違っています。
各地方の議員の人たちはその事をちゃんと知ってください。

大規模廃材処理を引き受ける事で手に入る泡銭に群がるさもしい人間に成り下がらないでください。
また、お涙頂戴の感情論で「東北のため……」なんて、もっともらしい理屈で汚染瓦礫を拡散する政府の愚行をなんとか阻止すべきです。

そう願っていたら、徳島県は偉いね。
↓こんな素晴しい意見を持って、正しい対応をしています。

徳島県/目安箱に寄せられた提言と回答

登録・更新日:2012-03-15

■ご意見
60歳 男性

タイトル:放射線が怖い? いいえ本当に怖いのは無知から来る恐怖
 東北がんばれ!!それってただ言葉だけだったのか?東北の瓦礫は今だ5%しか処理されていない。東京、山形県を除く日本全国の道府県そして市民が瓦礫搬入を拒んで
いるからだ。ただ放射能が怖いと言う無知から来る身勝手な言い分で、マスコミの垂れ流した風評を真に受けて、自分から勉強もせず大きな声で醜い感情を露わにして反対している人々よ、恥を知れ!!
 徳島県の市民は、自分だけ良ければいいって言う人間ばっかりなのか。声を大にして正義を叫ぶ人間はいないのか? 情け無い君たち東京を見習え。

■回答
 【環境整備課からの回答】
 貴重なご意見ありがとうございます。せっかくの機会でございますので、徳島県としての見解を述べさせていただきます。
 
 このたびの東日本大震災では,想定をはるかに超える大津波により膨大な量の災害廃棄物が発生しており,被災自治体だけでは処理しきれない量と考えられます。

 こうしたことから,徳島県や県内のいくつかの市町村は,協力できる部分は協力したいという思いで,国に対し協力する姿勢を表明しておりました。

 しかしながら,現行の法体制で想定していなかった放射能を帯びた震災がれきも発生していることから,その処理について,国においては1kgあたり8000ベクレルまでは全国において埋立処分できるといたしました。
(なお,徳島県においては,放射能を帯びた震災がれきは,国の責任で,国において処理すべきであると政策提言しております。)

 放射性物質については、封じ込め、拡散させないことが原則であり、その観点から、東日本大震災前は、IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度が1kgあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めてきました。(クリアランス制度)

 ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8,000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準にも転用いたしました。
(したがって、現在、原子力発電所の事業所内から出た廃棄物は、100ベクレルを超えれば、低レベル放射性廃棄物処分場で厳格に管理されているのに、事業所の外では、8000ベクレルまで、東京都をはじめとする東日本では埋立処分されております。)

 ひとつ、お考えいただきたいのは、この8000ベクレルという水準は国際的には低レベル放射性廃棄物として、厳格に管理されているということです。

 例えばフランスやドイツでは、低レベル放射性廃棄物処分場は、国内に1カ所だけであり、しかも鉱山の跡地など、放射性セシウム等が水に溶出して外部にでないように、地下水と接触しないように、注意深く保管されています。

 また、群馬県伊勢崎市の処分場では1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より、大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えたという報道がございました。

 徳島県としては、県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、一度、生活環境上に流出すれば、大きな影響のある放射性物質を含むがれきについて、十分な検討もなく受け入れることは難しいと考えております。

 もちろん、放射能に汚染されていない廃棄物など、安全性が確認された廃棄物まで受け入れないということではありません。安全な瓦礫については協力したいという思いはございます。

 ただ、瓦礫を処理する施設を県は保有していないため、受け入れについては、施設を有する各市町村及び県民の理解と同意が不可欠です。

 われわれとしては国に対し、上記のような事柄に対する丁寧で明確な説明を求めているところであり、県民の理解が進めば、協力できる部分は協力していきたいと考えております。


 (※3/13に公表しておりました回答文に、配慮に欠ける表現がありましたので、一部訂正して掲載いたします。)


汚染瓦礫の拡散で国民になにか起こっても、国は水俣病の時と同じで何十年間も救済も保障もしないことを私たちは知っておくべきです。
原発事故の直接的な被害者に対しても充分な補償もしないで、東電からの賠償金に対して一時所得として課税しお金を徴収する最低の政府です。

こんな事をやる民主党政権は潰さないとダメだと思います。
次の選挙では野田政権にノーを突きつけましょう。

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保育園に通う1人娘とイケメンでしっかり者の旦那と共働きの3人家族。平凡に日々の生活を送っている・・・でも、女の子っぽい美形男子好きの主婦です。

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