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2011/11/07 (Mon) 何をどこまで信じるのか?

原発事故後、繰り返される明らかな情報操作。
私たちには、その情報に接した時の違和感とその数ヶ月後に明かされる事実によって、政府発表やマスコミの報道を鵜呑みにしてはいけないと言うバイアスが掛かってしまっているように思います。

『まず政府発表は疑って掛かるべき』『TVの楽観的な報道はほとんど嘘である』そんな感じです。
そんなうがった見方が、結果的に自分たちの身を守ることにつながっている。
それが悲しい現実であるように感じます。

被災地がれき 東京で処理始まる

NHK 11月3日 12時13分
東日本大震災で出たがれきの一部を被災地以外で処理するため、岩手県宮古市から運び出されたがれきが3日朝、東京に到着しました。都内の処理業者の施設では、埋め立てに備えてがれきを細かく砕くなどの作業が始まりました。
宮古市から運び出されたがれきを積んだ貨物列車は、2日夜、盛岡市を出発し、3日午前7時すぎに東京・品川区の貨物ターミナル駅に到着しました。コンテナに入ったがれきは近くの処理業者の施設に運ばれ、業者が木くずやガラスなどを燃えるものと燃えないものとに分別したり、細かく砕いたりしていました。また、がれきを鉛の箱の中に入れた状態で放射線量の測定が行われ、東京都が決めた目安の1時間当たり0.01マイクロシーベルトを大きく下回っていることを確認しました。がれきのうち燃えるものは今月6日以降に焼却されて、その後、東京港の埋め立て地に埋め立てられ、燃えないがれきもそれ以降、同じ埋め立て地に埋め立てられます。東日本大震災で出たがれきが被災地だけでは処理しきれないなか、東北地方以外でがれきを受け入れるのは東京都が初めてで、都は平成26年3月までに被災地から合わせて50万トンのがれきを受け入れることにしています。東京都一般廃棄物対策課の今井正美課長は「一歩ずつ着実に処理を進めるが、懸念の声もあるので、放射線量の測定結果を公表するなどして丁寧に説明していきたい」と話していました。
マルクールの核廃棄物処理工場

上のNHKニュースでは1時間あたり0.01マイクロシーベルトを大きく下回っていると言っていますが、映像に映っている放射線検知器の数値は0.2~0.3マイクロシーベルトの間に針が振れています。
この数値は、瓦礫を鉛の箱に入れた状態で密封して計測した物です。

すなわち周囲の空間線量の影響を受けない、純粋な瓦礫内に有る放射性物質からの放射線を検知したものです。
東京都が受け入れた瓦礫は、都が決めた安全基準を大きく上回っていることになると思うのですが、なぜNHKニュースはこんな見え見えの嘘を垂れ流すのでしょう?

映像と重ねることで『行政の発表が嘘である』と視聴者に気づいて欲しいと願う、報道人としての最後の抵抗なのでしょうか?
嘘発表だと解っていても立場上、発表をそのまま流さざるえないマスコミ関係者のわずかな良心がこんな形のニュースになっているように感じるのは、私だけですか?

東京都に放射能瓦礫の受け入れ反対の電話をしました。
対応してくださった職員の方は、「私も反対です。でも皆さんが選んだ都知事と都議会議員が受け入れを決めたのです。私たちはその決定に従うしかありません」と言われました。

そうなのです。
選挙で都民が石原さんを都知事に選んだのです。
そして、その人の決定によって安全報道が垂れ流されています。
瓦礫は汚染されている。
でも、安全だから焼却して東京湾に埋め立てるのです。
そして、東京はさらに汚染されていきます。

TBSのニュースではもっとはっきり放射線の数値μSv/hの文字が読み取れます。


そして、汚染された福島県の子供たちの体には変調が出ています。
↓下の記事では、屋外活動が出来ないためのストレス・・・なんて言い方をしていますが、それだけでは無いように思います。
福島の子供たちの甲状腺に異常が出ている事はすでに発表されています。
甲状腺ホルモンの異常は成長障害を引き起こすのです。

園児の体重の増え方 4分の1に

NHK 11月7日 19時40分
福島県郡山市の幼稚園児240人余りについて、ことし6月までの1年間の体重の増え方を調べたところ、去年の同じ年齢層の4分の1程度にとどまっていたことが分かり、調査した小児科医は「原発事故で外遊びができず、食事の量が減るなどしたのではないか」として、追跡調査の必要性を指摘しています。
郡山市の小児科医、菊池信太郎医師は、市内の2つの幼稚園の4歳児と5歳児のクラスに通う245人の体重の増え方を調べました。その結果、ことし6月までの1年間に増加した体重は平均で0.81キロで、去年、同じ年齢層で測定した増加幅、平均3.1キロの26%にとどまったことが分かりました。このうち、5歳児クラスの体重増加の平均は0.84キロで、厚生労働省が去年、全国で行った発育調査の平均の1.8キロを大きく下回っていました。菊池医師によりますと、調査は原発事故の3か月後のものですが、幼稚園でも家庭でも外遊びができない状況が続き、ほかに要因が見当たらないことから、事故が影響して、体重の増加幅の減少につながった可能性があるということです。菊池医師は「外遊びができずに運動量が減り、食欲がわかなくなって食事の量が減ったり、我慢を強いられる生活にストレスを感じ、成長ホルモンの分泌に変化が起きたりしたのではないか。一時的なものであれば回復すると考えられるが、成長の停滞が長引かないよう、追跡調査を行って対策を講じるべきだ」と指摘しています…


20111106 母親たちの選択 放射線に引き裂かれた... 投稿者 PMG5
子供の尿からセシウムも検出されていますし、なんにしてもこんな汚染地域に子供たちを留まらせることは望ましくありません。

それが解っているのに、なぜ行政機関はちゃんと対応をせずに、ことさら偽りの安全を流布するのでしょう?

それに加担するマスメディア・・・そして若者を中心に多くの国民が犠牲になっていく・・・。
これって、先の戦争で日本が歩んだ流れと驚くほど酷似していませんか?

『一億総玉砕!』『皆が苦しみを分ち合っている時に、それに反発する人間は非国民!』
今回の原発事故でも、それで良いのですか?
東日本を応援するために『汚染瓦礫は汚染されていないから、全国の自治体で受け入れるべきだ!』『基準値以内で汚染野菜や肉、汚染食材も安全だから積極的に買え!』なんて、大本営の発表はいつの時代も嘘ばかり。

もう、いい加減に日本の国民はこの事実を学習した方がよいです。
そして、次の選挙では真剣にまともな候補者を選んで国政の場に送り出しましょう。

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保育園に通う1人娘とイケメンでしっかり者の旦那と共働きの3人家族。平凡に日々の生活を送っている・・・でも、女の子っぽい美形男子好きの主婦です。

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