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2011/10/16 (Sun) 自主避難のお母さんと知り合いました。

3月、原発事故の直後にMIKAも娘と西日本の実家に避難しました。
それから、月1くらいで主人の残った東京と実家の間を行ったり来たりしています。

でも、地元西日本では放射能に対しての危機感が皆薄いのです。
正直言って、平気でお寿司とか食べに行くし、東北の野菜とか安いからってお母さんたちが平気で買ってたりします。

でも、それに対して「危険だよ・・・」なんて、とても言えません。
政府や大手メディアによって原発の後にばら撒かれた、放射能安全・安心洗脳報道を簡単に信じちゃっている人たちにとっては、私の感覚なんて東京から出戻った神経質な女の戯言だと思われるのがオチです。

中高時代の同級生と会っても、なかなか分かり合えないこの感覚的なギャップは、日々のストレスに成っておりました。

と、そんな時、脱原発運動グループの主催する講演会に出かけて、ご近所に関東避難組みのご家族が結構居る事を知りました。
すごく嬉しかったです。
久しぶりに意識を共有できる人たちと話が出来て、子供たちのために日本の将来のために、私たち母親がちゃんと声を上げていくべきだと再認識できました。

下の金原ひとみさんの記事のように、問題意識をもったお母さんとお父さんたちがもっともっと増えていく事を願います。

金原ひとみさん:放射線心配、子どものため東京から岡山へ

毎日新聞 2011年10月16日 12時10分(最終更新 10月16日 14時28分)
東京電力福島第1原発事故による放射線被害から子どもを守るため、首都圏など東日本大震災の被災3県以外からも西日本に避難している人は多い。東京都から岡山市に自主避難した芥川賞作家、金原ひとみさん(28)は毎日新聞のインタビューに応じ、「子どもを被ばくさせたくない。危ないかどうか分からないけど、分からないからこそ避難した」と語った。【坂根真理】

 震災発生翌日の3月12日、原発事故のニュースをテレビで見ていると、そばにいた夫と父親から避難を勧められた。その日のうちに長女(4)を連れ、祖母が生前住んでいた岡山市内に向かった。臨月だったのですぐ戻るつもりだった。しかし原発事故が収束しないことに不安を感じ、4月、東京には帰らずに同市内の病院で次女を出産した。今は、長女を保育園に預けながら次女の世話をしている。

 震災前は育児も家事も手を抜いていた。家事代行サービスを利用し、料理も週に1度作る程度。金原さんは「長女は生後6カ月で保育園に預け、仕事と育児、遊びを全て堪能していた」と振り返る。しかし今は、次女に母乳をあげているため外食を控え、自分で料理を作るようになった。「とにかく、子どもを守ることが大事だと思っている」

 金原さんは今、2人の娘と兄らとの5人暮らし。周囲では、放射線被害を心配する心理を理解してもらえず、苦しんでいる人も多いという。金原さんは避難した母親が子どもと2人きりになり、孤独に陥ることも心配しており、「もっと母親同士がつながれるといい」と力を込めた。金原さんも避難した当初、不安から電話で夫と口げんかをし、ストレスがたまった。

 震災後、放射線に関する本を大量に読みあさった。金原さんは「多くの人が原発の問題点を知らないまま生活し、その間に原発の危険が増した。同じことは他にもあるだろう。今回をきっかけに、他の問題にも目を向けるべき時期ではないか」と訴えている。

さて、事故から半年も過ぎて横浜でストロンチウムが検出されたと先週報道が有りましたが、武田先生のBlogを読むと「セシウム有る所にストロンチウム有り!」なのだそうです。
原子炉内で生成される放射性セシウムとストロンチウムはほぼ同量で、3月の爆発で撒き散らされたセシウムが検出された場所には同じ量のストロンチウムが有って当然なのだそうです。

今までちゃんと調査していなかったから検出されていないだけで、けっして検出されていないから安全なわけではないと言うことです。

当然、福島をはじめとする東北、更には東京や関東各県も相当量汚染されています。
ところが、政府も大手マスコミもまるで健康に問題ないような話をして、まともな汚染調査を行う気配が有りません。
今回のストロンチウムの検出も市民が自主的に調査して見つかった物で、政府の安全報道には何の根拠も無い事が明らかになったわけです。

ストロンチウムは骨に蓄積して白血病や骨の癌を引き起こす事が解かっています。

セシウムは心臓に蓄積して心不全による突然死をもたらす危険性がある事も解かっています。

今年の夏、ニュースになっただけでも結構な数の人たちが心不全や急性白血病で突然死しましたが、原発事故との因果関係が証明できないために、東電との賠償問題に発展していません。
しかし、私は無関係とはとても言い切れない気がします。

そして、原発作業中に死亡した3人の作業員の方たち・・・同じ職場でわずか半年間で3人も急死しているのに東電も政府もその原因を放射線被爆とは関係ないと発表し、警察も労基署もまったく捜査に入っていないのが実態のようです。

東電には警察のOBが何十人も天下っています。
これ以上の賠償額の増加を避けたい政府と東電は、国民の生命より自分たちの利害を優先し、原発作業員でさえ死因を捜査しないつもりである事が明らかになってきています。



まるで、戦時中の大本営発表ですね。

こんな報道をなにも疑問を持たずに信用する人がいるとしたら、日本人ってやっぱりおかしいです。

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保育園に通う1人娘とイケメンでしっかり者の旦那と共働きの3人家族。平凡に日々の生活を送っている・・・でも、女の子っぽい美形男子好きの主婦です。

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