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2011/09/07 (Wed) 武田先生は間違ってません。

<読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言


毎日新聞 9月6日(火)22時16分配信
 読売テレビ(大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。

【原発と食品、専門家に聞く】放射線、測定・除染を急げ 児玉龍彦氏に聞く

 ◇一関市長がメールで抗議

 番組は4日午後1時半から東北の一部で放送された「たかじんのそこまで言って委員会」。

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーの中で、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘。武田教授に発言を取り消すつもりはないかを確認したうえで、今後の対応を考えるとしている。

 番組を見た市民から市に連絡があり発覚した。発言は動画サイト「ユーチューブ」にも投稿されている。読売テレビは毎日新聞の取材に対し「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。(番組)全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。【湯浅聖一】

まともな政策も打たない政府や何の責任も取らない東電と経産官僚には文句も言わず、武田先生の言っている正しい意見に講義する一関市長の良識を疑います。

文句を言うなら、読売テレビではなく東電と経産省と細野原発相にすべきでしょう?

本当に日本の行政関係者って本質を理解していないと思います。
この問題は、多くの国民が武田先生の意見に賛同すると思います。

まあ、言い方に問題が無いとも言えませんが・・・でも、正論です。

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武田先生がご自身のBlog内で一関市長さんの了解を得てメールのやり取りを公開されました。

一関市長さんへのご返事


一関市長さんにはさきほど、同じ内容のメールを差し上げましたが、メールは私信ですので市長さんのご了解を得ましてブログにて公開いたします。

~中略~

放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度です。
これに対して青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度ですから、青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低いという関係にあります。

「放射性物質は目に見えない」と言われますが、科学的には「あまりに毒性が強いので、目に見えないほど微量でも死に至るもの」と言えます。
従って、青酸カリは一般的に猛毒であることが知られており、かつ単離しうる化合物であることから青酸カリを例に出しました。

つまり、放射性セシウムの方が青酸カリより約2000倍の猛毒であり、それが一般的に知られていないので驚いた方もおられると思いますが、このようなことこそ政府などが国民に知らせ、除染しないまま作物を生産するのに慎重にならないといけないと思います。

~中略~

そのため、事実を隠すのではなく、むしろ積極的に毒物を除く除染を東電(できなければ当面は国)が全力でやるべきです。
事故から半年ほど経っても「猛毒を他人の土地にまいて知らぬ顔」です。
それを住民の健康を預かる自治体や正しい情報を提供すべきマスコミなどの日本社会が、それを指摘しないことを歯がゆく思っています。
この際、農家の方、お子さんの保護者の方、自治体の方が力を合わせて東電に「直ちに除染して、もとの綺麗な国土に戻せ」と求めるのは当然と思います。

しかし、現実は「我慢しろ」「そのぐらい大丈夫だ」「痛みを分かち合う」というように東電がやらなければならないことを国民に転嫁し、正常な国土に戻す行動を遅らせる動きもあります。
このような動きは近年に起こった食品関係の問題と比較するなら、きわめて特殊で「東電は大きな会社だから追求しない」と感じられます。

詳しくはリンク先を読んでください。

いろいろ調べて知っているつもりで居ましたが、私はセシウムの毒性がこんなに高いことをこの記事を読むまで知りませんでした。
そして、きっと多くの国民も・・・おそらく一関市長さんも汚染野菜や汚染家畜を出荷している農家の皆さんも知らないのではないでしょうか?

少しくらいの放射能は問題ないと言っている政府や御用学者の人たちは、この事を知っていて基準値を引き上げ、子供たちを被曝させているのでしょうか?

「2カ月後もセシウム微増」=子ども尿調査の市民団体


(2011/09/07-18:03)
 市民団体「福島老朽原発を考える会」などは7日、尿検査で放射性セシウムが検出された福島市などの子ども10人を2カ月後に再調査したところ、他県に避難しなかった1人で数値が減少せず、微増したと発表した。
 同会などは5月、フランスの放射線計測機関に依頼して6~16歳の男女10人の尿を検査し、全員からセシウムを検出。7月末に再調査した結果、県外に避難した9人は数値が下がったり、検出されなくなったりしたが、福島市に残った16歳の少年はセシウム137が1リットル当たり0.78ベクレルから同0.87ベクレルに増えたという。

なぜ、これだけ大きな事故を起こした東電と経済産業省に事故の捜査と刑事責任追求の動きが起こらないのでしょう?
食中毒で数人の死者が出たら、焼肉チェーン店が倒産するくらい社会的罰を受けるのに、この国で今起こっていることは本当に不条理で、おかしなことばかりです。

それを許している政府にも、検察にも、正義など無いと感じます。

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保育園に通う1人娘とイケメンでしっかり者の旦那と共働きの3人家族。平凡に日々の生活を送っている・・・でも、女の子っぽい美形男子好きの主婦です。

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