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2011/04/07 (Thu) 電力利権と報道規制

昨日の記事で紹介した孫正義さんが発電と送電に関して「電力会社間の利権が絡んでいて、なかなか社会構造を変えづらいですね。通信事業の時と同じ・・・」と言っておられました。
調べると本当に驚くような利益構造で出来上がっていて、ビックリしてしまいます。

いろいろニュースソースを紹介するのも有りだと思っていましたが、下の『田中優さん』の講演ムービーでとっても解りやすく、そして、どこまで実現可能かは解りませんが夢のある大きな構想も語られているので、今日はそちらを紹介します。

事故後ナレーションを暗記できるほど流されたACのコマーシャル。
このAC(公共広告機構)は電力10社を中心としたテレビ広告スポンサーの団体であり、日本の放送局の最も大口のスポンサーである事。
だからスポンサーに配慮して、放送局は「原発は安全だ」とか「放射能は健康にいい・・・」なんてコメントする人間ばかりを出演させているんですね。

自然エネルギーが日本で普及しない理由も、原発推進の情報操作が行なわれるのも、電力権利が電力会社に集中する法的な規制があるからなようです。
これはなんとかしないと、私達の無知をいいことに危険な原発をどんどん造くられていく気がします。

インターネットや携帯電話の料金改革をやってくれた孫さんに、今度は電力革命を行なって欲しいと切実に望みます。
下の講演ムービーを見て、孫さんを応援して、基本的な電気に関わる法律を変える努力をしましょう。

私達は電力会社に利権が集中する社会構造から脱却すべきだと思います。
そして、原発反対運動を進めていくのなら、実は電力利権に関わる法律の改正署名から始めるのが一番現実的なのだと感じました。

経済的な社会構造も理解した上で、この改革を断行しようとする政治家を私は応援していきたいと思います。

ただ、なんにでも「反対!」と叫ぶだけではなく、電力事業の自由化とそれを進めるためのインフラの整備。
多額の賠償が予想される今回の事故をきっかけに、私達国民はその税金の使われ方をしっかり見届けていくべきではないかしら?

国民の声をちゃんと社会に反映できる、そんな国にしていきたいものです。

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始めまして、楽しくブログを拝見させていただいています。ちょっと気になったことがありましたので、コメントさせていただきます。

自分も脱原発を進めるべきだとは考えていますが、反原発の方の意見だけ無条件で全て受け入れるのも危険だと思います。例えば、上の田中優氏の講演内容でも、

・内部被爆の危険性を指摘するのは大変重要なことだが、「放射線の影響は距離の2乗に反比例するので0.1mmの距離では1兆倍」という論法は誤り

・アメリカも原発が盛んであり、日本の電気料金の高さを原発と絡めて議論するのは無理がある

・犬吠崎沖での風力発電で電力を十分まかなえるという表現はミスリーディング。報告書によると風力発電基は伊豆沖から犬吠崎に渡るまで必要で非現実的

等の恣意的な内容が目に付きました。他にも生体濃縮や低量被爆の影響など微妙な部分も断定的に話している気がします。

自分も含めて専門外の人にはなかなか大変なことですが、公平な情報を得てそれを判断するにはなるべく一次ソースにあたることが重要です。

なおドイツ気象局による放射性物質の拡散予測ですが、これはあくまでも気象の影響による拡散の様子を表しているだけなので、放出の絶対量を判断する放射線モニターと合わせて考慮することが重要です。
各地のモニターの結果は放射性物質自体は恒常的に(大量に)放出されているわけではなく、爆発時に大量にばらまかれ、その後それによる放射線が計測されていることを示しています。
従って、現状では予報の図に一喜一憂する必要はないと考えられます。
逆に言うと、日本政府が爆発直後にこのような予測を出すことが重要だったんですけどね…

2011/04/08 23:58 | 通りすがり [ 編集 ]


通りすがり さんへ 

いろいろな立場や物事の見方で、意見が有るのは当然なのですが、
今回の原発事故で『原子力は安全である』と言う幻想は嘘だった事がはっきりした。

事故発生から1ヶ月が過ぎても放射性物質は大気や海に放出され続けています。
原発事故によって農業や漁業関係者、そして、被災した福島原発周辺の住民の方々の人生を立直れないほどのダメージを受けた事も事実です。
さらにはその後始末を税金を使って尻拭いするしかなさそうなことも事実でしょう?
最後に、原発が電力会社への利益誘導につながっていることや、それら全てのことが、電力行政の不備によって発生した事も事実だと感じます。

ですから、田中さんの語っている詳細の差異なんて、私達にとっては実は取るに足らない話なのです。

可能なら放射能の影響を受けない、北海道か西日本に非難したいし、『浜岡原発』も『福井のもんじゅ』も停止して廃炉に出来て、代替エネルギーで発電できることが望ましいと普通の人間なら感じるはずなのです。

自然エネルギー発電なんて現実的でないと切り捨てるより、最初は上手く行かなくても未来のためには電力行政の見直しを行なって、利権が電力会社に独占出来ない仕組みを作ることで本当の意味でのクリーンエネルギー開発に取り組んだ方がよいと思います。

電力会社の収益構造はどんな言い訳をしても、やっぱり変だと私達は感じます。

2011/04/09 01:13 | MIKA [ 編集 ]


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保育園に通う1人娘とイケメンでしっかり者の旦那と共働きの3人家族。平凡に日々の生活を送っている・・・でも、女の子っぽい美形男子好きの主婦です。

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