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放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ
食品や飲料水に含まれる放射性物質について、内閣府の食品安全委員会は25日、暫定規制値の根拠となっている健康への安全性の許容範囲を広げる方針を固めた。これを受け、厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し。暫定規制値は厚労省が17日に急きょ策定。原子力安全委員会の「飲食物摂取制限に関する指標」を用い、水や食品から1年間に摂取するヨウ素を50ミリシーベルト以下、セシウムを5ミリシーベルト以下としている。【小島正美、中西拓司】..
今まで、年間1ミリシーベルトだったのに・・・。
いったい何を信じて安全だと判断すれば良いのでしょうか?
お役人さんたちは、自らの責任を回避するために、自分達に都合よくドンドン規制値を書き直しているようにしか見えません。
規制値を緩和する事で農作物や水質汚染の補償範囲を少なくして、国の負担を軽くしたいだけに思えるこの対策・・・。
↓これっていったいなんなのでしょう?
厚生労働省医薬食品局食品安全部長『放射能汚染された食品の取り扱いについて』
平成23年3月11日、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る
内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言が発出されたところである。
このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康
の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、別添の原子
力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品につ
いては、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがな
いよう販売その他について十分処置されたい。
なお、検査に当たっては、平成14年5月9日付け事務連絡「緊急時におけ
る食品の放射能測定マニュアルの送付について」を参照し、実施すること
『1リットルあたりのヨウ素131やセシウム134のベクレル数』
10Bq/k WHO基準
10Bq/k 日本の3月16日までの指標値
↑この数値超えると危ないという事に(2011年3月16日までは日本政府でも)なっていました。
しかし、3月17日に暫定指標を検討しなおし、主要な放射性物質の規制値が引き上げられたわけです。
つまり・・・。
■3月17日まで、日本の飲料水の安全基準は、WHO基準に準拠
WHOの基準(ガイダンスレベル)では、全α放射能では0.5Bq/L、全β放射能では1Bq/Lを超えた場合に、分析を行うべきであるとしていました。
例えば、ヨウ素131(I)でもセシウム(Cs)137でも、10Bq/Lが基準でした。
(参考)WHO飲料水水質ガイドライン ※P230(本文203P)の表9-3参照
それが・・・。
■3月17日から、日本の飲料水の安全基準は30倍にも引き上げ
3月17日に厚生省は日本独自の食品安全基準、いわゆる暫定基準を設定しなおしました。
これは原子力安全委員会が決めた根拠不明の安全基準値ですよね?
例えば、ヨウ素131(I)では300Bq/Lと、それまでの基準の実に30倍に
セシウム(Cs)137では200Bq/Lと20倍に引き上げられています。
こんな事やって「水も野菜も安全基準値内です。さあ、皆さん安心して食べてくださいって・・・」いくらなんでも、国民を馬鹿にしすぎていませんか?
私達は無知で何にも解っていないと思っているとしか思えない対応です。
国がこれ以上、国民の信頼を失う事が日本社会にとって、どれほど致命的なことなのか・・・
行政関係者は解っていないのかしら?
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