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2012/05/23 (Wed) 不信感の問題じゃないんです。

報道ステーションで古館さんが『北九州市での瓦礫の試験焼却問題』に関して、政府への国民の信頼とか、不信感なんて話をされていました。

しかし、この問題は不信感の問題ではないのです。


20120522 「がれき」受け入れめぐり衝突 投稿者 PMG5

西日本に避難した人たちの中には、岩手県や宮城県に住んでいた人達もたくさん居ます。
その人達は、原発事故さえなければ故郷を捨てて知り合いのほとんど居ない土地に逃げる必要なんかなかったのです。

だけど、子供が頻繁に鼻血を出し、腹痛を伴わないおかしな下痢が続いたり、ぶつけてもいないのに謎のアザが全身に現れたり、原因不明のそれらの症状が頻発して、慢性的に具合が悪くなる経験をして、しかたなく東北を離れたのです。

原発被害の認定地域ではないと言う理由で、もちろん損害賠償もされず自腹でなんとか汚染地域から避難した……そんな人たちの事をもっと知ってください。

不信感とか、信頼性なんて話ではないのです。
現実に放射線の影響を疑わざる得ない症状を経験して、仕方なく故郷を捨てたのです。


それなのに、なぜ逃れた先にまで国は汚染瓦礫をばら撒き、私たちを追い込むのでしょう。
放射性感受性には個人差があります。

花粉症なんかと同じで、同じ環境に居ても平気な人と酷く症状が出る人が居るのです。

低線量被曝の影響で癌や白血病、心臓疾患で死亡する人間は100人中、1~2人増えるくらいで、癌での死亡率全体で見たらたいした量ではない。
なんて、暴言を吐く原発推進派の学者が居ます。

「放射線に弱い奴は死ね!」と言わんばかりのその考え方に本当に腹が立ちます。

高齢者が癌で死亡するのは、ある程度寿命から来る要因もあるでしょう……。
しかし、放射能汚染によるそれは、大人より子供たちへの影響の方が大きいのです。

なぜ、環境を守るべき立場にある環境庁が汚染瓦礫を全国にばら撒くのか……?

子供を守る立場の母親として、汚染瓦礫の拡散は断固反対です。

繰り返しますが、この問題は、不信感とか……そんな問題ではありません。


現実に子供達は汚染地域で体調を崩していて、明らかに低線量被曝の影響はあるのです。

避難した先にまで放射能瓦礫が追ってきて、事故の加害者である国が汚染を広めることを推進するなんて信じ難いことです。

安心して飲める水と食料を供給できる地域を汚さないで下さい。

南相馬市 大山こういちのブログ

2012-05-16

福島県須賀川市の仮設住宅で小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病!
****************************************************

母子に心のケア 専門医充実して 福島に通う小児心療医の叫び /
東京新聞(TOKYO Web) 2012年5月16日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012051602000225.html
福島県須賀川市の仮設住宅で実施した健康診断で、
小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病! 
全員が、運動不足やストレスが原因だとは思えない…
 
原発事故では、糖尿病がストロンチウム汚染の目安になる可能性があるようです。
今後、健康被害のさらなる拡大が懸念されます。

(以下、記事から抜粋)
三浦院長によると、須賀川市内の仮設住宅で実施した健康診断では、
小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病だった。
「異常事態。運動不足やストレスなどが原因ではないか」と懸念する。


(以下、東海アマさん ツィートより)
*******************************************************
『糖尿病はストロンチウム90が生成する
イットリウム90が膵臓に濃縮されることで引き起こされる』

『・・・チェルノブイリ事故の後、ソ連では数ヶ月後から糖尿病が激増した。
原因はストロンチウム90の娘核種イットリウム90が
膵臓に蓄積してインシュリン細胞を破壊するためらしい。
よって糖尿病がストロンチウム汚染の目安になる可能性があり
原発近傍の汚染地帯で増加がないか監視する必要がある 検出困難』

『・・・チェルノブイリ事故では8年後に膨大な死亡があった http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8985.html これは白血病の致死ピークに一致する。原因はストロンチウム90内部被曝らしい。
フクイチ事故では幸いSr90が少なかったが、
政府東電は検出困難を幸いに実態を調査せず隠蔽したままだ。生涯内部被曝』

『・・・ストロンチウム90はベータ線しか放出せず 
ガンマ線スペクトルによる検出不能。
測定に半月以上、4万円の費用。
市民測定は不可能。

内部被曝すると死ぬまで代謝されず骨沈着、娘核種が膵臓に蓄積糖尿病を造る。
骨では骨腫瘍と白血病の原因になる。プルトニウムとともに最悪の汚染物質だ』

『・・・ストロンチウムはカルシウムと同じ化学的性質があるため、
地下水や海水を汚染した後、海産物に移行する可能性が強い。
海草や魚介類、底物魚。生物濃縮により大型魚に移行する。

放射能汚染はヨウ素から始まりセシウムに、次にストロンチウム、
最期はプルトニウムだ これからはストロンチウムが主役に』

瓦礫拡散の問題点は、国が上記のような検出困難な放射能核種の事を無視して安全だと言い張って汚染を広げている点にあります。

また、焼却による二次汚染の危険性も国は無視しているのです。

島田市”がれき”試験焼却結果と医師団による意見書/バグフィルターによるセシウム137の除去率は60%程度だった。

2012-03-27
ニューヨークでの中山医師の会見で
「島田市がれき試験焼却」のお話しがありました。
その、資料を探してみました。

医師団による「ガレキは受け入れない! 会見」


Video streaming by Ustream

中山憲  (コロンビア大学 医師):

13:10~
バグフィルターについて意見を述べさせていただきます。
通常の焼却場の温度に関しては1800℃位で焼却をしますけれども、
フィルターの目は100ナノm
セシウムに関しては、原子直径が0.53ナノm
ストロンチウムが0.43ナノmですが、
フィルターの目が100で原子が0.53ですから、普通のざるにもならない位に通りぬけます。
つまりがれきを燃やすと二次被ばくをするという事になります。

島田市の試験焼却結果を考える
~バグフィルターは本当に99.9%取れるのか?~

がれき医師会見122114
がれき医師会見122115
がれき医師会見122116
がれき医師会見122117

中山医師
34万3445ベクレルのがれきをまず捨てます
それを燃やした結果、煙突からは11万1912ベクレルが大気中に拡散した。
ガスになった放射性物質は約32%は大気中に拡散することになります。
(中山医師NY会見より)

がれき医師会見122118
がれき医師会見122119
がれき医師会見122120

ーー(島田市の瓦礫試験焼却に関しての説明部分一部転記)--
がれき受け入れについて医師の立場からの意見書
放射能防御プロジェクト医師ネット

二次被曝と内部被曝

(結論)
がれきの受け入れは、国の規制内の汚染濃度であっても、総量では莫大な汚染と二次被曝を招きます。

(理由)
例えば、100Bq/Kg を5 万トン受入れると、
放射性セシウムの総量は100×50000×1000=5000000000(50 億)Bq になります。
例えば、その内のいくらかでも環境内へ流出すれば、周囲住民の内部被曝につながる可能性があります。

先に、試験焼却を行った島田市の焼却場からは、
10tのがれきから11 万Bq が流出した可能性が指摘されています。

小児は成人よりも感受性が高く、30,40 年以上と長期にわたって影響が及ぶことを考えると、被害は甚大です。
このように濃度ではなく、総量に目を向けて考えねばなりません。

可燃物を受入れ焼却した場合、焼却場のフィルター能力にも大きな問題が出てきます。
バグフィルターはそもそも取り扱い上のトラブルが多いと言われています。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が99 年度からはじめた
「都市ごみ焼却施設におけるバグフィルターに関する調査」 を参照してください。

また、フィルターの目の粗さにも問題あります。
通常の焼却炉温度は1800℃、フィルターの目は100nm(ナノメートル)です。
代表的な放射性物質の原子直径と沸点は、
セシウム:0.53nm・671℃ ストロンチウム:0.43nm・1382℃ ヨウ素0.28nm・184.3℃です。
つまり1800℃の焼却炉においては、これら3 種類の核種は気化してしまいます。
フィルターと原子直径を比べますと、熱膨張を考慮しても、ザルのようなものです。
バグフィルターではガスは捕えられず、付近へ二次被曝をもたらすことになります。

汚染焼却灰についても、たとえコンクリートで固めても厳密な管理は極めて困難であり、環境流出は防げません。
地下水への浸透、海への流出、生物濃縮による付近住民への影響は必至です。

焼却場とその付近に関しては、以下の問題を解決する必要があります。

試験的に処理するのになぜ安定性セシウムでせずに、放射性セシウムを使うのですか?
放射能で汚染された濃縮灰はどうしますか?
誰が扱うのですか?
吸入被曝は考慮されていますか?
灰はどのような形で処理されますか?
最終処分場からの流出はないのですか?
それはどこが管理するのですか?
定期的な観察はされるのですか?
いつまで観察されるのですか?
ガスとなって拡散した放射性物質はどこに行くのか計算されていますか?
焼却場の施設内に蓄積した放射性物質はどう処理するのですか?
焼却場を解体せねばならない事態を想定していますか?
施設の洗浄水の処理はどう扱うのですか?
作業員の健康管理はどうするのですか?
周囲付近住民の健康管理はどのようにするのですか?

ーーー転記ここまでーー

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保育園に通う1人娘とイケメンでしっかり者の旦那と共働きの3人家族。平凡に日々の生活を送っている・・・でも、女の子っぽい美形男子好きの主婦です。

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