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関電の大飯原発の再稼動問題に続いて、四電の伊方原発に関しても政府と安全保安院が再稼動に向けた強引な動きをしているようです。
東京新聞の報道記事を『伊方原発3号機再稼働問題』東京新聞4月17日朝刊29面より……と言うことで、『みんな楽しくHappy♡がいい♪』のきーこさんが記事を書き出してくださっています。
詳しくはリンク先を読んでみてください。
福島原発の事故から一年……。
「事故の検証もまともに出来ていない状態で、さらに何の具体的な安全対策もとらないまま、原発を再稼動させるなんて、どう考えても容認すべきではない」多くの国民がそう思っているにもかかわらず、なぜ野田政権はこれほど原発再稼動を強引に推し進めようとするのでしょう?
伊方原発は下の記事で紹介されているように伊方原発訴訟で『地震のリスクと原発の安全性』について争われた問題の原発です。
その裁判で反対派住民側に味方し、原子力の専門家として原発の危険性を訴えられた京都大学原子力研究所の教授たちが語った原発リスクのほぼ全てが、不幸にして福島原発事故で立証されてしまいました。
『旅するとんぼ玉~骨董屋の娘・・もとい女房の言いたい放題』2011-04-21 17:55:59
東日本大震災後まもなく、愛媛新聞にこの記事が載った。
この記事に出てくる京都大助手の海老沢徹氏は、今注目されている熊取6人組の一人。
伊方原発訴訟・・・それは、1973年、原発周辺住民が、原子炉設置許可の取り消しを求めて起こした日本で最初の原発裁判である。
1978年4月、松山地裁で棄却判決。住民側は高松高裁に控訴。
同 6月、住民が2号機の設置取り消しを求めて提訴。これは弁護士をつけない本人訴訟であった。
1984年12月、1号機裁判に高松高裁、棄却判決。住民側は最高裁に上告。
1992年10月、1号機裁判に最高裁、棄却判決。
2000年12月、2号機訴訟に松山地裁、棄却判決。住民側、控訴せず・・・
23年という長きにわたった住民達の闘いは、被告である国側も司法も住民側の訴えに耳を貸すことなく終わった。
「行政・議会・司法、そして警察、さらに学者までが一体となった原子力の推進は苛烈であり、
住民の力はあまりにも弱い。
刀折れ矢尽きるように、いや住民は初めから刀も矢も持たず、ある時は警察に弾圧され、
ある時はだまされ、ある時は資財を擲ったあげくに倒れていった。
残ったものも自分の命を削るように抵抗を続けてきたが、闘いの当初若者であった人々もいまや老年にさしかかっていた。。」(斉間満著「原発の来た町 伊方原発の30年」内、小出裕章氏の文章より)
小出裕章氏もまた、熊取6人組の一人だ。
上記の記事を繰り返すが、
国を相手に住民が起こしたこの裁判の焦点は、原発と地震・・「原子炉設置許可の国の安全審査は違法である」と強く訴えたものだった。
この裁判で問われたことが、まさに福島で起こってしまった。。ということに、私は衝撃を受けた。
それで、東日本大震災以降、仕事や家事の合間にずっと伊方原発の30年を振り返ってきた。
住民達は、訴え続けてきたのですよ。ずっと。
いま、福島の人々に対する差別が問題となっている。
なかには、「あの人たちは、原発があるからって優遇されてたんだから・・」
「たくさんお金が落ちてんでしょ・・」などと、言う人もいて、私には本当に驚きだった。
なぜなら、伊方原発訴訟や反原発運動を知っていたから。
落ちたお金で道路はできたかもしれない。立派な施設はできたかもしれない。
しかし住民はどうか・・?
その人生を原発反対に捧げ、闘い、倒れていった人がたくさんいるのだ。
この事実を、知ってほしいと思う。
伊方に限らず、福島もそう。浜岡もそう。
原発の歴史は、地元住民の闘いと苦悩の歴史でもある。
斉間満氏が「原発の来た町」の中でこのように書き記している。
「伊方一号炉訴訟弁護団の藤田一良団長が、その準備書面の中で”サタンの火”と称した原発は、その指摘どおり、莫大な金と巨大な権力、そして現代の魔術というべき科学技術を駆使して住民の生活と心をボロボロに踏みにじり、立ち上がれないほどに傷つけ、その後に進入してきた。」
放射能差別には、「放射能がうつる・・」といったこと以外の差別感情もあるように思える。
このような差別は、絶対にあってはならない。
原発は住民が望んだことでは決してない!
なぜ、サタンの火が日本中を席巻したのか。。
それを冷静に見極めなければならない。
伊方原発は、浜岡原発と同じくらい危険な原発なのです。
1、今後30年以内で60%という発生確率で想定される南海地震の震源域に近い。
東日本大震災地震のように、東海・東南海・南海が連動してM9クラスの超巨大地震の発生もありえる。
2、もともと、中央構造線という巨大活断層の真上に建っている。
3、設計時の地震・津波想定が非常に甘い。(最大2.6mの想定)
4、1号機は35年、2号機は30年経ち老朽化している(寿命は40年)。
5、3号機はプルサーマルでMOX燃料(プルトニウム混合)を使っている。
これだけ危険だと言う警鐘が鳴らされているにも関わらず、仙谷由人元官房長官や前原誠司民主党政調会長が強引に再稼動させようとする理由を私たちは考える必要があります。
彼らは原発ジャンキー(薬物中毒者)なのではないでしょうか?
少なくとも私にはそれ以外の理由が思いつきません。
原発マネーとそれに群がる電力関連の組織票という政治家にとって甘味な薬物の中毒症状を起こして、原発マネーが滞る不安に耐えられず、強引にでも原発を動かそうとしている……違うかなぁ?
薬物中毒者は、自分の欲望を満たすためには人殺しだって平気でやってしまいます。
自分達の都合のいい理屈をこねいる内に、幻覚や幻聴、妄想を現実だと思い込んだりします。
売人(電力会社)の要求を無条件に受け入れ、冷静な判断力を失い。
本来、売人を取り締まるべき立場の行政府側にジャンキー(薬中患者)が何人も居る。
日本の原子力政策の恐ろしさは、こんな構造になっている現状に有ると感じます。
警視庁の組織犯罪対策第五課で薬中患者が刑事をやっているような状態なのです。
この人たちにまともな判断が出来ているとは、とても思えません。
日本国民は出来るだけ早く、現在の民主党政権を終わらせるべきだと感じます。
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